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資本主義の先を予言した 史上最高の経済学者 シュンペーター

2022年6月16日に『資本主義の先を予言した 史上最高の経済学者 シュンペーター』が出版されました。

マインドマップによる整理

TBD

目次の俯瞰

資本主義の先を予言した 史上最高の経済学者 シュンペーター
    はじめに シュンペーターを知り、私たちの閉塞感を壊そう
    第1部 シュンペーターは何者?
        01 シュンペーターの思想を知る
            シュンペーターの思想は、今存在しない大きなビジネスを作るのに向いている
            資本主義を、私たちはどうにかしなければいけない
            「SDGs」の問題点は儲からないこと
            資本主義の持つ「本質」をまず知ろう
            利他的なことにイノベーションの力を注げば、限界を突破することができる
            シュンペーターの理論は「デジタル時代」に最も活躍できる
            アントレプレナーとは、イノベーションを起こせる人
            ゼロから1を生むだけのスタートアップなんて意味がない
            不況期は絶好の機会
            世界恐慌ですら、健全な循環だった
            社会課題から出発すると間違える
            なぜマルクスは人気があるのか
        02 シュンペーターは何者か
            孤高の思想家シュンペーターの神髄を知るには、まず人生を知ろう
            シュンペーター -経済学を代表する4人のうちのひとり
            シュンペーターの思想にいちばん近いのは実はマルクス
            シュンペーターは資本主義は自然と社会主義になると予言した
            進化は環境では決まらない、ヒトのイノベーションが原動力
            ケインズの理論は世界恐慌で大歓迎され、マクロ経済学の主流となった
            しかし、ケインズ理論は資本主義の本質ではなかった
            シュンペーターは数式モデルを残さなかった
            ドラッカーに影響を与えたのは、ケインズではなくシュンペーター
            シュンペーター理論は、多くの日本の経済学者を育てた
            シュンペーターは、資本主義の先に向かおうとした
            ミクロがマクロの動きをもたらし、それが集積してメガ・トレンドになる
    第2部 イノベーションとは何か
        03 シュンペーターの思想の本質
            イノベーションとはそもそも何か
            シュンペーターは、経済学の常識を覆した
            自分が変革を起こせば、環境が変わる
            リスクをとらない人間はただの快楽主義
            ひとりひとりが主体的に生きていくこと」が経済の大前提
            「定説」を覆すのがアントレプレナー
            シュンペーターの理論の肩に乗って、現代の経済学が発展している
            ゼロにする「革命」ではなく、すでにあるものを使う 「発展」こそが本質
            イノベーションとは、「ゼロからの創造」ではない
            イノベーションで最も大切なのは「スケール」
            「両利きの経営」は意味がない
            創造にとって大切なのは、破壊ではない
            常に「新陳代謝」を忘れるな
            リスクを避けて現状を維持することが、最大のリスク
            ジョブスの真骨頂は、ゼロからの創造をしなかったこと
            日本の創造的破壊 柳井正
            ただの「右肩上がり」を目指すのは凡庸な経営者
            創造的破壊の本質
        04 イノベーションのカギは「新結合」
            新結合がすべてのキモ
            イノベーションには5種類ある
            技術革新よりも、新しい販路を開拓した方が大きな流れを生むときもある
            「技術」ではなく、 「事業」を見よ
            イノベーションは、生産する側から生まれるのか、それとも市場から生まれるのか
            真のイノベーションとは「顧客の潜在的なニーズ」を前もって供給すること
            顧客は、次に何が欲しいのか?
            産業革命すらも起こす 「新結合」
            「異なった」ものの結合だけが大きな力を持つ
            本当の「オープンイノベーション」に必要な5つの要件
            まず、自分の強みを3つに分けよう
            編集力がカギを握る
            異結合の名手、ジェフ・ベゾス
            変化を読み、多くの異結合を起こしたリクルートの江副浩正
            その会社ならではの「型」を元に、社員はイノベーションを連打する
            ダイバーシティは「異結合」を起こすためにある
            ただ「ジョブ型」にするだけだと、優秀な人材は会社を辞めてしまう
        05 アントレプレナーになろう!
            夢を見ていますか?
            アントレプレナーとはそもそも何か?
            与えられた環境に安住する人間は何もできない
            イノベーションを起こせる人間とは、反抗ができる人間
            何としてでも自分の思いを成し遂げたい気持ちがイノベーションになる
            大切なのはアイディアを作ることではなく、無数のアイディアから選んで決断する勇気
            決断に時間はかけない
            「Day1」 を忘れない
            MBAはいらない
            アイディアはただのゴミ、それよりも「行動すること」
            「アイディア」は出たとしても、そこから大化けはしない
            とめられない 「動機」がイノベーションを作る
            好奇心と利他の心が、なによりも大切なパーパス「志」を作る
            松下幸之助の源泉になった思いは、社会全体の「貧乏の克服」
            イーロン・マスクの志
            失敗することよりも、真剣でないことを恐れろ
        06 信用を忘れてはいけない
            「信者」を作ろう
            アントレプレナーには今の価値を別のものに使う力量が必要
            イノベーションにとってのキーマンは「銀行家」である
            銀行家はプロデューサー
            過去と未来、両方の信頼を見極めることが「購買力」には大切
            未来を洞察するのは、過去の実績や現状の分析ではない
            成功を確かにするための、3つの質問
            現在価値にとらわれると、本当のイノベーションは育たない
            「中期計画」には最も意味がない
            未来を作るのが、銀行家の役割
            サステナビリティも儲けを生むべき
            新結合に必要なのは、知恵、人財、顧客、生態系、ブランド
            人件費などイノベーションに必要な投資は、現代の会計ではコスト扱いされてしまう
            銀行は、 「社会発展」のために存在する 渋沢栄一
            イノベーションを孵化させるのがベンチャーキャピタル
            「アントレプレナー」と「銀行家」の両方をこなしたピーター・ティール
            「組織」とは小さく生んで、大きく化けさせるためにある
            日本に蔓延する「アイディア重視」病
            日本電産を見抜いた、唯一成功したベンチャーキャピタルとは?
            人や信念などの無形資産をテコにすれば10倍の企業価値が生み出せる
        07 時代の波を読む
            景気のパターンを意識して行動しなければならない
            好況があれば、必ず不況がある
            経済は、好景気と不景気を繰り返して 「発展」していく
            景気のサイクルは50年ごとに起こる
            政府が投資を誘導すると、せっかくのイノベーションを邪魔する
            論争には負けても、結局生き残ったのはシュンペーター理論だった
            計画は必要ない、必要なのは短期と長期を見る目
            流れは読むだけでは意味がない。 「打って出られる」 決断力が大切
            妻と子以外すべてを変えよ! サムソン・李健熙
            人生は「サインカーブ」
            「ニュー」と名前がつくものは大体幻想
            デジタルは指数関数的な成長をもたらす?
            指数関数的に見える成長も、ただの好景気の一部にすぎない
            「成長のS字曲線」を知ろう
            循環をすれば進化する
    第3部―資本主義の先を見る
        08 資本主義のあとに
            資本主義の終焉の先には何がくるのか
            資本主義の「成熟」とは、実は衰退のことでしかない
            資本主義が成熟すると、企業に魅力がなくなる
            資本主義を食いつぶすのは大企業
            社会保障、平等、規制などを求める動向が、社会主義化の紛れもない兆候
            資本主義が進むと、社会主義化が「自然に」 忍び寄る
            資本主義には外から手を加えてはいけない
            ニューレフト(新左翼)の台頭を振り返る
            民主主義が右翼化と左翼化を繰り返すのは、ごく自然な現象である
            資本主義でも社会主義でもない「第三の道」はずっと模索されてきた
            「脱成長主義 (De-Growthism)」の甘い誘惑について
            「脱成長」は魅力的だが、本当に問題を解決するのか?
            「障子を開けてみよ。外は広いぞ」  トヨタグループ創業者・豊田佐吉
        ∞ もしシュンペーターが現代日本に現れたら
            シュンペーターが街にやってくる!
            本当の「志」とは、人の輝く思いからできている
            政府ができることは?
            ウェルビーイングはただの呪文。 惑わされてはいけない
            日本でイノベーションが起こらないのは、経営者のせいである
            リーダーができるのは、創造的破壊を担える人材を作ることのみ
            今は、50年に1度の大チャンス
            デジタルとバイオの時代でも、最も大切なのは 「スケール」できる人の才能
            「高齢化」など課題があるということは、大きな成長機会があるということ
            目指すのは、顧客の声に耳を傾けた上で仕掛けていくマーケットアウト
            スケールアウトを忘れない
            長期的に考える視点「ズームアウト」を持とう
            大切なのは「内なる声」「努力」「情熱」
            今こそ、アントレプレナーが求められている
            若さとは年齢ではなく、精神の若さのことである
    おわりに
    引用文献

参考文献

引用文献

シュンペーターを深く広く知るために役立つ書籍・文献など