最近、読んで良かった本を紹介します。
ネイチャー資本主義
「ネイチャー資本主義」を読んで、環境問題と資本主義の関係についての理解が一段と深まりました。特に、いくつかの問題の施策や、ファイナンスの重要性についての認識が広がりました。自分には孫がいるため、娘や孫たちの将来が自分以上に大切です。生物の遺伝子には、永続的な生存の欲求が組み込まれており、人間の場合、遺伝子の複製だけでなく、情報の伝達であるミームも関与しています。そのため、目先のことよりも未来の社会を真剣に考えている人々にとって、この本は必読です。
『ネイチャー資本主義 環境問題を克服する資本主義の到来』(PHP新書) 2022/9/16
なめらかな社会とその敵
「なめらかな社会とその敵」は非常に深い内容です。この本は改訂版で、著者が初版を執筆した際に多くの批評を受け、それを元に編集されました。
『なめらかな社会とその敵 ――PICSY・分人民主主義・構成的社会契約論』 (筑摩書房) 2022/10/13
DAOの衝撃
最近、DAOに関する本が多く出版されていますが、「DAO(分散型自律組織)の衝撃」が特にわかりやすいと感じました。ただし、DAOの本質はこれ以上に深いものです。一般向けにDAOを理解しやすく説明するのは困難ですが、この本は貴重な一冊です。
『DAO(分散型自律組織)の衝撃』(明日香出版社) 2022/11/11