2022年12月8日に『賢い人の秘密天才アリストテレスが史上最も偉大な王に教えた「6つの知恵」』が出版されました。
目次の俯瞰
賢い人の秘密 はじめに 第1部 何を学べば賢くなれるのか 1 人は誰でも賢くなれる アリストテレスが未来の王に教えたこと 社会性を身につけても賢くはなれない 自分の頭で考える新たなヒーロー 弁論術の発見が世界を変えた 記憶力は才能ではなくパターンである 賢者プロタゴラスの失敗 アリストテレスが遺した秘宝 2 抽象概念の力 最新研究でわかった賢さの秘密 人はなぜ言葉を話せるのか 出生率とコイントス 弱小チームの優勝の要因 人生はエラーに満ちている 抽象が与える「ひらめき」 一番賢いのは何学部の学生か 人は言語能力によって弱点をカバーする 第2部 賢くなるための6つの秘密 3 賢者の思考法 その1「演繹」 賢い人には論理力がある 安っぽいトリック 二流教師のお手本 論理的に話せない人は草木同然である ごまかしを見抜く うさん臭さの正体 隠れた前提を探せ 数量詞の偽装 殴り合うのではなく 礼節をもって戦う 特別な「演説台」 格言の説得力 壮大な思想が隠す真実 (実例で学ぶ演繹) 詭弁家をやっつけろ! 4 賢者の思考法 その2 「帰納」 賢い人は自分を疑う 理論はどこからやって来るのか 2種類のしるし 浮気の証拠 レストランが倒産しそうな理由 クリスマスの朝の七面鳥の運命 「後部座席」の思考 (実例で学ぶ帰納) 成績の良し悪しはラテン語で決まる? 5 賢者の思考法 その3「類推」 賢い人はたとえ話がうまい アリストテレスはアインシュタインである レモンにあるならばライムにもそれはあるのか ヒトラーのアナロジー 「テーベの災い」は現代の戦争を止められるか (実例で学ぶ類推) 借金をすることは 「奴隷」になること? 6 賢者の思考法 その4「実体」 賢い人はでたらめを見抜く 最初の問い「それは何か?」 磁石が引き合う原理 物が見える理由 人は頭の中の空白を嫌う (実例で学ぶ実体) そのグラスは 「本物」か? 7 賢者の思考法その5 「意味」 賢い人は曖昧さを避ける 第二の問い「その意味は?」 言葉の空白 感情的な言葉は賛同を得やすい 質問に一言で答えてはいけない 実例で学ぶ意味 「テロリズム」とは? 8 賢者の思考法 その6「証拠」 賢い人は「ひとつの真実」に縛られない 最後の問い 「何が証拠か?」 思考の数だけ真実がある 哲学的思考で真実に近づく (実例で学ぶ証拠) 「防犯カメラの映像」と「故人の証言」は同等か? 第3部 知性を有効に使う 9 どうすれば人は理解しあえるか 「人が神を創り出した」という気づき 考えることについて考える力 人はなぜ社会の中で生きるのか 相互理解のレシピ 理解できるものしか聞こえない 哲学がわたしたちに与える力 「言葉」が哲学的思考を育む 10 知性を現実世界で生かす 学校が教えなかった思考法 学びとは世界の捉え方を知ること 知識か、思考法か 「抽象・一般」から始める教育 子どもたちをソクラテスにする 「緑」ではなく「青々とした」 エゴと知性の戦い 賢者の心の強さ 11 どうすれば人は幸せになれるのか 人間の条件 洞窟の外へ 知性に対する大きすぎる誤解と対策 科学の恩恵を最大限に受けとるために 本当の対話を実現するために おわりに 謝辞