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「納品」をなくせばうまくいく

2014年6月20日に『「納品」をなくせばうまくいく』が出版されました。

マインドマップによる整理

TBD

目次の俯瞰

「納品」をなくせばうまくいく
    はじめに
    1章 常識をくつがえす 「納品のない受託開発」とは
        01 受託開発なのに「納品」がない?
            「納めて終わり」 からの脱却
            「一括請負」に潜む様々な問題
            「要件定義」は誰のためか
            「ソフトウェアの価値」とは何か
        02「納品」が引き起こしてきた問題とは
            「完成リスク」を引き受けるビジネス
            創意工夫を阻む「ディフェンシブな開発」
            これまでのシステム会社の価値は保険?
            ダメなエンジニアの方が儲かる!?
        03 ソフトウェアはなぜそんなに高いのか?
            ソフトウェア開発の費用対効果の悪さ
            見積りにおける過大なバッファ"
            開発と運用で業者が別
            最大時を想定したハードウェアの購入
        04「納品のない受託開発」が問題を解決する
            「納品」こそがすべての問題の根っこ
            月額定額の受託開発
            成果契約の受託開発
            顧客のパートナーになりたい
        05 弁護士や税理士のような 〝顧問〟 ビジネスとして
            本業以外は専門家に任せる
            エンジニアを雇用して内製することの難しさ
    2章 時代が「納品のない受託開発」を求めている
        01 スタートアップに適したシステム開発とは
            主な顧客はスタートアップ
            インターネットが企業と顧客を結びつけた
            新規事業における課題とニーズ
            最初はスモールスタートで
        02 「納品のない受託開発」 で解決できること
            要件を一度に決めなくていい
            どれだけ仕様変更してもいい
            「作らない提案」をすることも
            何でも気軽に相談できる
        03 「納品のない受託開発」の契約
            サービス業に見積りは不要
            「お試し期間」でチェック
            契約の終わる時
            重要なのは誠実さと信頼関係
        04 この世界に「銀の弾丸」は存在しない
            「納品のない受託開発」に不向きの案件
            求めるのは「ソフトウェアの完成」ではない
    3章 顧客から見た「納品のない受託開発」の進め方
        01 「何を作るか」よりも「なぜ作るのか」
            「納品のない受託開発」の全体の流れ
            ソフトウェアよりも顧客のビジネスが大切
            毎週のミーティングですること
        02 開発と運用が同時並行で進んでいく
            動いているソフトウェアが 「仕様」です
            開発と運用を分けて考えない
            ソフトウェアの保守性でも有利
        03 顧客が分担する作業もある
            顧客のビジネスを推進する〝チーム"
            打合せには顧客の責任者が同席
            できることはお互いに協力し合う
        04 開発と運用を繰り返して改良し続ける
            13か月単位のマイルストーン
            「操作がひと回りする」こと
            作業の優先順位を決める
            サービスの開始と運用
            何のために繰り返すのか?
    4章 事例に見る「納品のない受託開発」
        01 まるで〝子育て〟のようなソフトウェア開発・ 【事例1】株式会社AsMama
            「子育てシェア」でがんばるママやパパをサポート
            【顧客企業の声】最初は小さく作って大きく育てる〝リーンスタートアップ”を実践
        02 仕様変更に柔軟かつスピーディに対応― 【事例2】 株式会社トライフ
            スタートアップが大手企業に勝つには
            【顧客企業の声】いったん作ったソフトウェアをリセットしてユーザーの声を反映したシステムを構築
    5章 「納品のない受託開発」を支える技術とマネジメント
        01 「完成」から「持続」への変化
            エンジニアに求められるパラダイムシフトへの対応
            「バグはゼロに」ではなく、すぐに直せること
            落ちないサーバーよりすぐに復旧できるサーバー
            「あらかじめ仕込む」よりも 「必要になるまで作らない」
            ソフトウェアは所有から利用へ
        02 「納品のない受託開発」を支える技術戦略
            格安航空会社はなぜ成立するのか?
            扱う技術の統一化
            クラウドを活用した自動化と合理化
            幅広いスキルを備えたエンジニアの兼務
        03 アジャイル開発によるマネジメント
            アジャイル開発とは何か
            「アジャイル開発」導入のメリットと効果
        04 人を信頼し、中心におく経営
            マネジメントしない会社
            自己組織化されたチームを作るために
            「属人性の排除」より「人を大事にする」
            役立つ情報発信で顧客はついてくる
    6章 エンジニアがナレッジワーカーになる日
        01 アジャイル開発を実践する新しいビジネスモデル
            これまでの受託開発は「別の業種」
            アジャイル開発にフィットした「受託開発」
        02 エンジニアにとっての幸福な働き方とは
            エンジニアを一生の仕事に
            エンジニアが正当に評価される仕組み
            向上心のあるエンジニアには最高の舞台
            会社は顧客と社員を幸せにする仕組み
            在宅勤務や海外ホームステイの社員も
        03 優秀なエンジニアを採用するには
            一人の採用に半年かける
            採用で見極める 「TIPS」
        04 ナレッジワーカーとしてのエンジニアをどうやって育てるか
            ルールで縛らずメンター制度で
            エンジニアは「ナレッジワーカー」
            「ワークレビュー」の進め方
            ワークレビューでカルチャーが浸透していく
    7章 「納品のない受託開発」をオープン化する
        01 「納品のない受託開発」がもたらす未来
            一括請負と競合はしない
            新しい選択肢としての「納品のない受託開発」
            ソフトウェア業界における位置づけ
            ソフトウェア業界に革命を起こす
        02 小さな会社の大きなビジョン
            目の前のパンを分け合える仲間として
            小さな会社の方が幸せを感じやすい
            規模が優位でなくなるこれからの社会
        03 「ベストエフォート経営」で社員の幸せを大事にする
            持続できる会社であること
            急成長を目指さない 「ベストエフォート経営」
        04 「納品のない受託開発」を拡大する 「のれん分け」と「ギルド」
            目指すはオーナーシェフ
            「納品のない受託開発」をオープン化
            フランチャイズの新しい形 「ギルド」
    おわりに
    Social Change! 自分の変化を世界に広げていくこと