2014年7月17日に『東大教授が教える独学勉強法』が出版されました。
目次の俯瞰
東大今日中が教える授独学勉強法 はじめに 第1章 新しい「勉強」が必要とされる時代 なぜ人は勉強するのか? 勉強の本質は「考えること」 学問を身につけた人は、情報に振り回されない 答えのある問いから答えの無い問いへ 生き残るためには応用力と独創力を身につけよ 勉強は加工業、自分の中での ”熟成”が大事 これからは自ら学び、自分の頭で考える時代 [COLUMN] 本書で身につけてほしい勉強について 第2章 なぜ独学が、一番身につく勉強法なのか 独学のメリット 最大のメリットは「自分のペース」で勉強できること 自分の理解に合った教材を選べる すぐ人に聞けないから、自分で考えるクセがつく 自分で自分を評価する力がつく 独学に向く人、向かない人 自分で勉強してみると人生の選択肢が広がる [COLUMN] 情報が無いと、否が応でも自分で考える力がつく 第3章 勉強をはじめる前にやっておきたいこと いきなり勉強してはいけない まず、自分に合う勉強のコツを探そう 資格試験に落ち続けている人が陥りがちなパターン 勉強する前に、勉強する姿勢をつくる つねに「自分がどう思うか、どう考えるか」を考えるクセをつけよ 【テーマの立て方・探し方】 一番簡単なテーマの探し方 「何がわかっていないか」という視点から見る 学びたいことが浮かばない人へのアドバイス 【目標の立て方・管理の仕方】 目標達成は3割でよしとする 目標の意義は、進捗状況を自分なりに確認する点にある 長期的な目標は「仮」の意識で [COLUMN] たった一つの質問で道が拓けることもある 第4章 新しい分野に、どう取りかかり、学びを深めていくか 【情報収集・資料収集について】 最初から集めすぎないのがコツ 走りながら、その都度その都度探してくるイメージで まずはとっかかりの入門書を3冊買ってみよう どんな本を選ぶべきか迷ったときは・・・・・・ 【本の読み方】 本の中に正解を探さない 入門書・概説書は2段ステップで読む わからない用語は無視、 本の基本コンセプトをつかむ読み方を マーカーを引くより、 繰り返し読んだほうが身につく 著者の立場で 「自分なりの答え」を考えていくトレーニング 【ノート・メモについて】 私がノートを作らない理由 思いついたアイディアなど断片的な情報はメモをとる 要点はまとめない、要約もしない [COLUMN] 大学の講義やカルチャーセンターをうまく利用する 第5章 学びを自分の中で熟成・加工し、成果をアウトプットする 【専門書を読んでみよう】 専門書こそおもしろい 著者とけんかしながら読む 【学びを熟成させるプロセス】 「熟成」は勉強において一番大事な工程 ものごとを「普遍化」させていく 似たものを「関連づけて」 いくことで、本質をとらえる 学問と現実を関連づける能力 「応用する力」をつける 頭にいったん入れたことを「揺らしてみる」 「自分はわかっていない」と感じる経験こそが大切 【学びの成果をアウトプットする】 人に伝えようとすることで学びはさらに深まる 自分の言葉で書く やさしく書く 独学そのものが論文を書く良いトレーニングになる [COLUMN]ゆっくり、自分の道を見つけよう あとがき