2023年6月22日に『chatgptエフェクト破壊と創造のすべて』が出版されました。
目次の俯瞰
ChatGPTエフェクト 破壊と創造のすべて
はじめに
第1章 生成AIが奏でる 「破壊の序曲」
百家争鳴、勃興する「創るAI」
ゴールドラッシュの始まり
覇者グーグルの「非常事態宣言」
現実になった「ドラえもん」
はじめに言葉ありき
COLUMN 丸分かりChatGPT
そもそもChatGPTって何?
どうやったら使えるの?
具体的には何ができるの?
間違った答えをさせないコツは?
英語で質問した方がいいの?
既存のチャットボットなどのサービスにどんな影響を与える?
教育などに悪影響はないの?
「GAFAM」のビジネスにどう影響するの?
ChatGPTは人間の仕事を奪うの?
GPT-4でどう変わったの?
INTERVIEW 東京大学大学院教授 松尾豊氏 - ChatGPTはあらゆる領域にインパクト。 やるしかない！
第2章 異形の天才集団、オープンAl 生成AIはこうしてできた
全人類が汎用AIの恩恵にあずかれるように
グーグルが掲げた 「データこそ正義｣
「トランスフォーマー」の衝撃
「思想」によってルールが変わった
乱暴な「民主化」の功罪
オープンAI社長が語る超知能への道筋
汎用人工知能は「不可能ではない」と結論
人のコミュニケーションが変わった
「アシスタントとしてAIを雇う」という働き方
何十年にもわたるプロジェクトに
米データブリックスCEO アリ・ゴディシ氏 - ゴールドラッシュの道具を売る
第3章 揺れるビッグテック 生き残りを懸けた「選択」
マイクロソフト・オープンAI連合
「グーグルキラー」の神髄
サイトのトラフィックは減らない?
クル、「背水の陣」で見せる本気
主力検索エンジンに生成AIを組み込む
文書やメール、 表などを「自動で生成」
対話型AI 「Bard」 日本語対応含め機能大幅向上
3番手、メタの「勝算｣ オープンソースに活路
あらゆる被写体を 「くりぬき」 できるAI
1000万円以上かかるAIを無料で使える
なぜ製品を出していないのか
イーロン・マスク氏が明かす ChatGPT対抗の秘策
スーパーアプリの「X」 開発
あらためて理想のAIを追求
増殖するオープンソース データブリックスも参入
「OSS版」の学習手法が物議を醸す
わずか1週間で大量の会話サンプル
「アマゾンは競合に当たらず」と主張
INTERVIEW 米マイクロソフト副会長兼社長 ブラッド・スミス氏 - AIで人はもっと創造的になる
INTERVIEW 米グーグルCEO スンダー・ピチャイ氏 - 我々のミッションは変わらない
第4章 鳴動する国家 AI規制と地政学リスク
崩れ去る日本語という「防壁｣ 中露からの世論工作に警戒を
サービス中断、当局の圧力か
台湾版 ChatGPT開発へ
急上昇する世論工作リスク
偽メールやウイルスの作成も
欧米で沸騰、AI規制議論のゆくえ
ビジネスや消費者に大きなリスク
日本のとるべき道は
「正しさは計算不能」
スパコン 「富岳」で日本語の大規模言語モデル
INTERVIEW 早稲田大学法学学術院教授 上野達弘氏 -「機械学習天国」日本の著作権と産業育成
INTERVIEW 英オックスフォード大学教授 ニック・ボストロム氏 - 知性持つAIは本当に人間の下僕なのか
第5章 変わる仕事、消える仕事
2割の労働者「仕事の半分以上で影響」
「AI失業」は現実のものに?
「総合芸術」 のアシスタント役に
手法が確立している業務は存続危うし
ビジネスパーソン2万人調査 Chat GPTで生産性は上がった?
有料版と無料版の利用者に差
仕事に使うと作業効率はどう変わる
プロンプトエンジニアはプログラマーを駆逐するか
求められるのは「深い理解」
INTERVIEW 英オックスフォード大学教授 マイケル・オズボーン氏 - 驚異的なAIの進化をスキル再考の好機に
INTERVIEW 米ギットハブＣＥＯトーマス・ドムケ氏 - ５年後はＡＩが80％のコードを作成
INTERVIEW PKSHA Technology 代表取締役 上野山勝也氏 - ホワイトカラーは脅威を覚えよ
第6章 「創造」の挑戦者たち 先進企業・組織の事例に学ぶ
パナソニック、 ｢10分｣でChat GPT導入を即決
1時間かかったコード生成が10分で
「今回だけは違った」 IBM ｢ワトソン」導入の経験が生きる
弁護士ドットコム社長の証言「機は熟した」
「2割司法」の解決策に生身の弁護士の役割は残る
ベネッセ、3大メガバンクなど 自社AI構築の執念
3メガバンクすべてが導入
JR西日本系、松尾研発AIとGPTを使い分け
食べログ、日本初 「Chat GPTプラグイン」の舞台裏
ChatGPTの「目と耳」に参入
設定にプログラミング言語は不要
Chat GPTに依存せず、自社AIも準備
エクサウィザーズ、株主総会にもChatGPT
機密情報の漏洩、どう防ぐ
「Pepper｣が賢く ロボットと生成AI融合の可能性
官公庁や自治体が熱視線 一躍DXの主役に
農水省、まずマニュアル改定から
人手不足の自治体の救世主に文書作成の所要時間が数分の1に誤りがある前提で正しさを自ら確認
東洋大、生成AI前提に教育を再構築
「AIと連携できる力」を育む
コロプラなど、社員の利用補助が続々
「野良ChatGPT」 防ぐ効果も
ユーザー企業に朗報、利用ガイドライン整備進む
AIによる著作物学習、国ごとに差
企業導入に立ちはだかる「6つの課題」の処方箋
回答の正確性
確実性
データの保護
説明責任と透明性
サイバーセキュリティー
リテラシー
INTERVIEW 東京大学理事・副学長 太田邦史氏 - ChatGPTの利用前提に全てを見直す
第7章 今日から生産性を上げる「ずるい使い方」
プロンプトを制覇せよ!
検索の代わりに使ってはいけない
AIを相手に出力を繰り返して質を高めるAIの中にユーザーペルソナをつくる
スティーブ・ジョブズと疑似対話
「ChatGPT｣ VS 「Bard｣ 丁寧さはBardに軍配?
検索サービスのEC連動を生成AIで強化
プロンプトも流用可能
小説のプロット作りもできる
COLUMN 著作権侵害リスクの対策方法を解説 - AIを開発するフェーズではどのような問題に気を付けるべきか
生成AIを利用する際に注意すべきこと
同一の生成物を公表すると、ただちに著作権侵害となるのか今後、著作権の扱いについての整備が進んでいくのか
INTERVIEW 東京大学次世代知能科学研究センター教授 松原仁氏 - ChatGPTとの付き合い方
おわりに
