2019年11月26日に『「仕事ができる」とはどういうことか?』が出版されました。
目次の俯瞰
仕事ができるとはどういうことか ├── はじめに ├── 第1章 スキル優先、センス劣後の理由 │ ├── アート派、センス派は"ビルの谷間のラーメン屋" │ ├── ビジネスとは問題解決 │ ├── 「役に立つ」はスキル、 「意味がある」はセンス │ ├── 問題は解決すればするほど 「量」から「質」にシフトする │ ├── 「論理」は常に 「直観」 を必要とする │ ├── センスの劣後と日本人の「因果応報」 世界観 │ ├── 〝直観主義〟 小林秀雄は批判され、”努力の人”矢吹丈は愛された │ ├── 弱い人ほど「法則」 を求める │ ├── 「好き嫌い」の問題を「良し悪し」 へ強制翻訳 │ ├── センスにも「序列」をつけたがる日本人 │ ├── 「アスリート型ビジネス」と「アート型ビジネス」 │ ├── 日本でアスリート型ビジネスが優位だった理由 │ ├── 男のマウンティングは「スキル」に収斂する │ └── 人事における「コンピテンシー」という概念の誕生 ├── 第2章 「仕事ができる」とはどういうことか? │ ├── 労働市場で平均点にお金を払う人はいない │ ├── 「やってみないとわからない」 センスの事後性 │ ├── 勝間和代がブームになった理由 │ ├── 400メートルハードル・為末大に見る「身の置き場所」問題 │ ├── ユニクロ柳井正が己の才能に気づいた瞬間 │ ├── 「AC/DC」に見るセンスの不可逆性 │ ├── センスがない人が出世する組織の不幸 │ ├── すぐに「分析」 する人は仕事ができない │ ├── カルロス・ゴーンの勘所 │ ├── 「担当者」と「経営者」の仕事の違い │ ├── 小林一三とチャーチルのセンス │ ├── どこで勝負するかという 「土俵感」 │ ├── センスと意欲のマトリックス │ ├── プロのすごみは、やることの「順序」に表れる │ └── 原田泳幸の〝アートな"マクドナルド立て直し ├── 第3章 何がセンスを殺すのか │ ├── ビジネスパーソンの「エネルギー保存の法則」 │ ├── 「横串おじさん」と位置エネルギーの "魔力" │ ├── センスのある人の「仕事は仕事」という割り切り │ ├── エリートはなぜ「階層上昇ゲーム」が好きなのか │ ├── 「ビンタしてから抱きしめる」 と 「抱きしめてからビンタする」の大きな違い │ ├── センスある経営者は「『それでだ』 おじさん」 │ ├── 「独自のストーリー」があるから同じものが違って見える │ ├── 「これからはサブスクだ!」 が見落としているもの │ ├── 元祖 "センス派〟カール・ワイクの究極セッション │ ├── 最旬ビジネスワードという〝飛び道具”の誘惑 │ ├── 「インサイド・アウト」か「アウトサイド・イン」か │ ├── 「ネットフリックス」 強さの淵源 │ ├── 環境や状況に原因を求める 「気象予報士」 ビジネスパーソン │ └── 「誰か俺を止めてくれ」 究極のインサイド・アウト └── 第4章 センスを磨く ├── センスの怖さはフィードバックがかからない点 ├── 島田紳助の「芸人は努力するな」の意味 ├── 「修行」というセンス錬成法 ├── センスとは後天的に習得するもの ├── ジャパニーズ・ロストアート ├── 日本電産・永守重信の人心掌握力 ├── センスメイキングとは「人間洞察」 ├── データでは見えない人間の「矛盾」 ├── 一流の人は「自分が小さい」 ├── センスとは「具体と抽象の往復運動」 ├── 「根本的矛盾」を直視する ├── 「抽象的思考」は難しいけど面白い ├── 抽象的な理解ほど実用的で実践的なものはない ├── どうやって自分の土俵を見極めるか ├── 仕事ができる人は自分の「意志」が先にくる └── 仕事ができない人の「過剰在庫」