2023年12月16日に『人的資本経営 まるわかり』が出版されました。
目次の俯瞰
人的資本経営 まるわかり はじめに 「人的資本経営」の全体像をつかむ 人的資本経営を生んだ「HRテクノロジー」の隆盛 本書の概要 第1章「人的資本経営とは何か なぜ今、人的資本経営が注目されるのか? 人的資本経営が注目される理由① 持続的な企業価値の向上につながるから - 人材を資源ではなく、資本と捉える 人材マネジメントにROIの考え方を導入する 人的資本経営は「アセット積み上げ型ビジネスモデル」である 人的資本経営が注目される理由 ② 無形資産への注目 - 産業構造の変化が生んだ「大転換」 無形資産を巡る日本企業の状況 人的資本経営が注目される理由 ③ HRテクノロジーの隆盛 - 技術革新が可能にした「データ経営」 海外のHRテクノロジー企業の動向 日本でも広がるHRテクノロジーの活用 「企業は人なり」の意味を、誤解していないか? 第2章「世界で進む 「人的資本開示」の動き 人的資本開示の政策 人的資本報告の基準 - ISO 30414 グローバルで増加する人的資本報告 第3章 人的資本経営の落とし穴 - 表面的な理解では、逆効果にもなる 「開示義務化に形だけ対応すればいい」という大誤解 制度を変える中身が伴わず、従業員の不満が増加 「儲けてなんぼ」いう本音は変わらない 経営陣に人を深く理解できるメンバーがいない 第4章「人的資本経営の実践 - 結局、何をすればいい? 経営者は「企業は人なり」の原点に立ち戻れ 管理職・マネジャーは「ピープルマネジメント」に注力せよ 人事部門はデータドリブンな組織に会社を変えよ 従業員には「自分自身で意思決定する力」が必要になる 経営者視点 - CHROを設置し、人を深く理解できるメンバーをアサインする CEO,CFO,CHROが連携する体制を作る データを活用するための情報通信システムを整える HRBP (HRビジネスパートナー)を各部門に配置する 管理職・マネジャー視点 - 管理職のピープルマネジメント力を高める、または、ピープルマネジメント力があることを管理職になる条件にする 従業員視点 - 自立性を高める 第5章 人的資本経営の現状 - 海外企業と日本企業 海外企業の人的資本経営の状況 日本企業の人的資本経営の状況 人的資本開示好事例集の採用項目 日本企業における人的資本開示 - 5つの具体例 おわりに 参考文献・資料