2002年4月18日に『「わかる」とはどういうことか――認識の脳科学』が出版されました。
目次の俯瞰
「わかる」とはどういうことか - 認識の脳科学 はじめに - わかる・わからない・でもわかる 第1章 「わかる」ための素材 1 絶えず心を満たしているもの 2 すべては知覚からはじまる 3 知覚を研ぎ澄ます 4 区別して、同定する 5 心はからっぽにはならない 第2章 「わかる」ための手がかり 1 記号の役割とはなにか 2 言語の誕生 3 心理現象を共有する 4 記号の落とし穴 5 「わかる」の第一歩 第3章 「わかる」ための土台―記憶 1 記憶のいろいろ 2 意識に呼び出しやすい記憶 3 意識に上りにくい記憶 4 記憶がなければ「わからない」 第4章 「わかる」にもいろいろある 1 全体像が「わかる」 2 整理すると「わかる」 3 筋が通ると「わかる」 4 空間関係が「わかる」 5 「仕組みが「わかる」 6 規則に合えば「わかる」 第5章 どんな時に「わかった」と思うのか 1 直感的に「わかる」 2 まとまることで「わかる」 3 ルールを発見することで「わかる」 4 置き換えることで「わかる」 第6章 「わかる」ためにはなにが必要か 1 「わかりたい」と思うのはなぜか 2 記憶と知識の網の目を作る 3 「わからない」ことに気づく 4 すべて一緒に意識に上げる - 作業記憶 5 「わかった」ことは行為に移せる 6 「わかった」ことは応用出来る 終章 より大きく深く 「わかる」ために 1 小さな意味と大きな意味 2 浅い理解と深い理解 3 重ね合わせ的理解と発見的理解