2023年5月3日に『次世代型戦略的グループ組織再編』が出版されました。
目次の俯瞰
次世代型戦略的グループ組織再編グローバル競争を勝ち抜くためのグループ組織構造改革
はじめに
第1部 組織再編が必要となる背景
第1章組織変革の重要性の拡大
日本企業が向き合う不透明な経営環境
経営環境に基づく組織形態
組織再編活用の方向性
第2章実績としての組織再編の増加
統計データから読み解く組織再編の実施状況
「産業競争力強化法」の活用状況
第2部 組織再編の類型
第1章グループ組織構造の類型
グループ組織構造に対する理解
一般的な組織構造のパターン
(1)事業軸での組織構造の類型
(2)地域軸×事業軸でのグローバル組織構造の類型
第2章組織再編オプション
組織再編とは
各組織再編オプションの説明
第3章組織再編にかかる昨今のトレンド
持株会社設立にかかるトレンド
地域統括会社にかかるトレンド
第3部 組織再編成功に向けた10の要諦
第1章成功の要諦
環境変化に応じた不断の組織の見直し
不断の組織再編に向けたメカニズム
メカニズムの実行に向けた10の要諦
要諦1 過去の組織再編の成果・課題の振り返りから始める
なぜ過去の変革の成果課題を振り返る必要があるのか
どのような観点から過去の変革を振り返るか
「乖離｣が生じている典型的な事例
一般的な持株会社化の場合における振り返りの視点の事例
過去の変革の振り返りの進め方
要諦2 企業の存在目的であるパーパスから経営の方向性を定める
組織再編の前提としての経営戦略と立脚点としてのパーパス
パーパスの必要性
パーパスを軸とした経営の先進事例
日本企業がパーパス主導型になりきれない2つの理由
日揮HD、伊藤忠商事のポートフォリオ変革
パーパスを起点とした戦略展開
足元にパーパスの本質を問い、企業としての未来を拓く
要諦3 組織再編を通じてアプローチできる経営課題を特定する
組織再編でアプローチすべき経営課題
1.1.事業ポートフォリオ
1.2.意思決定の質スピードの向上
1.3.機能重複排除によるグループ体制の効率化
2.1.各事業の自律性の向上
2.2.コア事業への集中リソースシフト
3.1.新規アジェンダの推進
3.2.本社固定費の適正化
3.3.コーポレート機能強化事業へのお役立ち向上
要諦4 経営課題解決のための組織再編構想を定め合意形成を行う
適切な組織再編オプションの選択
組織再編実行に向けた合意形成
要諦5 グループガバナンス体制を組織再編目的と整合させ再構築する
組織再編における「ガバナンス｣とは
ガバナンスにかかる設計要素の全体像
ガバナンス設計のアプローチ
Step1ガバナンス方針の策定
Step2ガバナンス方針を踏まえた各要素の設計
特定の組織再編パターンにおけるガバナンス設計例
ガバナンス設計における難所・ポイント
要諦6 組織再編目的に応じて機能の配置・ケイパビリティの強化を図る
組織再編における機能の配置とは
機能配置アプローチの全体像
Step1機能配置方針の策定
Step2機能の強化新設の構想策定
Step3機能の詳細配置ロジック設計
Step4機能と人員の詳細配置
機能配置における難所・ポイント
要諦7 組織再編後を見越した人材変革を促す制度・仕組みを構築する
人材リデザインの検討の方向性
トータルとしての人材マネジメント施策構築
人材リデザインに向けた制度仕組みの構築
Re-Design5Transform
要諦8 目的の完遂に向けた組織再編プロジェクトを計画・実行する
組織再編プロジェクトの計画実行の特徴
組織再編プロジェクトの計画と実行の重要性
プロジェクトの計画・実行の実施アプローチ
プロジェクトの計画実行の難所・ポイント
要諦9 組織再編成立までに変革意識を高めるコミュニケーションを行う
コミュニケーションマネジメントの推進の必要性とその恩恵
うまくいかない理由や難しさ
コミュニケーションマネジメントのアプローチ
要諦10 成果創出をモニタリングし変革ケイパビリティを蓄積する
組織再編の成果の刈り取りと不断の組織再編の必要性
モニタリングと変革ケイパビリティ蓄積の重要性
モニタリングと変革ケイパビリティ蓄積の具体例
モニタリングと変革ケイパビリティ蓄積のアプローチ
モニタリングと変革ケイパビリティ蓄積の難所ポイント
第4部 個社企業の事例紹介
他社事例を通じた学び
7つの他社事例
事例紹介
ポートフォリオ経営の推進新規事業創出に向けた組織体制
事業自立のための組織再編
グローバル化の推進を企図した組織再編
グループ経営力の集約化を企図した大規模なグループ組織再編
コーポレート機能強化(GBS設立、外部化等)
各社組織再編検討における事例の活用
第5部 組織再編の未来
これからの組織再編
組織再編活用の局面の変容
組織再編のアプローチの変容
最後に
