2024年1月6日に『論点を研ぐ戦略コンサルタントが明かす「問題解決」の実際』が出版されました。
目次の俯瞰
論点を研ぐ 戦略コンサルタントが明かす「問題解決」の実際 はじめに 第1部 なぜ今、「論点を研ぐ」か 1-1 既存の問題解決技法は浸透しているが・・・ 1-2 鍵は「問い直す」こと 戦略家に聞く - 日立製作所 「相対化」で「次のイノベーション」を常に追い求める マーケットとの対話で得た情報をもとに「帰納」で前提を壊せ ソニーグループ 何が「コア」で、何が「コンテキスト」なのか その前提から問い直し続ける DX戦略の鍵は、事業側と互いの「コア」を重ね合わせること 味の素 問題解決力の源泉は「コミュニケーション」と「クリエーティビティー」 生きた情報を取り、場数が培う新たな視点で事業アイデアを生み出せ 3人の対談を終えて - そこにある共通項とは? 第2部 ブレークスルーを起こす「論点を研ぐ」技法 第1章 技法の全体像 1-1 5ステップの概要 1-2 5ステップの基礎となる思考法 第2章 ステップ①「同質化する」 2-1 的を外すな、 「何について同質化するか」 2-2 相手の思考過程を「追体験」する 第3章 ステップ② 「前提を自覚する」 3-1 裏側に眠るファクトやロジックをサルベージする 3-2 「7つの観点」でしつこく考え、前提を見逃さない 3-3 すべての前提を「7つの観点」に振り分ける 第4章 ステップ③ 「前提を問い直す」 4-1 「3つの質問」で〝囚われ〟を解く 4-2 囚われ"解放に重要な「あえて」の思考 4-3 問いから生じたあらゆる〝疑い"を書き出す 第5章 ステップ④ 「核心を突く」 5-1 疑い”の正体を解明する 5-2 新前提を手掛かりに、問題の核心に迫れ 第6章 ステップ⑤ 「再構築する」 6-1 センスに頼らず、論点と仮説をどう組み直すか 6-2 仮説を立てることは難しくない 第3部 プロジェクトケースに学ぶ、技法の実践 ケース① エネルギー EV化の囚われを打破合成燃料の将来性予測の深みを見る 1-1 合成燃料の将来は本当に明るくないのか? 1-2 EV普及論の盲点をあぶり出す 1-3 自動車市場は「フラグメント化」する ケース② ヘルスケア 新市場への参入戦略の大転換提携の意義を根本から問い直す 2-1 既存事業が頭打ち、提携を「てこ」に新デバイス市場参入を狙う 2-2 変わりゆく業界構造を解明し、新戦略を見いだす ケース③ 建設・エンジニアリング 新事業のトラブルにどう向き合うか? 品質向上で利益を上げる 3-1 DX推進に取り組むも、負のスパイラル〟に 3-2 不満の声や反対意見を冷静に振り返る 3-3 疑いを武器に、本丸に切り込む ケース④ 金融 日本におけるトランザクションレンディングターゲットと提供価値を見誤るな 4-1 盤石なビジネスモデルに抱いた違和感 4-2 ターゲット顧客像やそのニーズには疑わしい点だらけ 4-3 中小企業がターゲットという刷り込みがバイアスに おわりに